こんにちは!
ビジネスブロガーのミチオです(^_-)-☆
今回は株式投資にあたり
経験談を交えてまとめてみます。
【Sell in May とは】
米国の株式投資の格言に
Sell in May, and go away.
Don't come back until St Leger day.
簡単に訳すと
「5月中に株は売り払いそのまま
相場から離れなさい。
セント・レジャー・デイまで相場に
戻ってこないように!」
というものがあります。
その言葉の通り…
5月に売って9月まで相場に
もどってくるな!を検証。
セント・レジャー・デイとは
英国競馬のクラシック三冠の
ひとつで、毎年9月の
第2土曜日に開催されるレースです。
ここで、SP500にて、1971年~2020年
までの50年間、10月の始値で買って
4月に売った場合を検証してみましょう。
結果は、勝敗37勝13敗で50年
平均高騰率が7.88%で年度によっては
負ける年もありますが全体的に見ると
格言通りの結果であったと
言ってもいいでしょう。
なぜセル・イン・メイは起きるのか?
なぜ、このようなことが起きるのか?
はっきりとした理由はわかっていません。
しかし、有力な説はいくつかあります。
①夏休みの「夏枯れ相場」より
夏休みで市場参加者が減り
エネルギーの少ない相場になるから
②大きなヘッジファンドに5月と11月の
決算が多いので、5月にいったん
ポジションを利確し、10月~11月の
期末にかけて株価が上昇しやすいという説
③米国投資家の還付金が毎年2月に
戻り、その還付金が5月まで
株式市場に流入すること
④セル・イン・メイがあまりに有名なため
それを意識している投資家が多く
相場を動かす原動力となっている説
⑤日本では4月が新年度ですが
アメリカは4月が新年度となり
新規買いが入りやすいという点
などが考えられます。
乗り切り方について
では、実際、セル・イン・メイに
おける相場感をみてみましょう。
セル・イン・メイの典型的特徴は
5~6月に調整し、7月8月は
サマーラリーでちょこっと上昇
9月10月のどこかでガツンと下げて
11月~5月にかけてまた上がって行きます。
そのため、このセル・イン・メイ相場に
現金を持っていることは
大きなチャンスになります。
また、逆にフルポジションであった場合は
冷静に対処する局面となります。
セル・イン・メイ相場でジタバタすると
大損してしまう可能性がありますので
フルポジの方は、じっと嵐が
過ぎ去るのを待つのが吉となります。
2023年の米国株投資のノウハウとして
このような季節要因「Sell in May」という
格言がありますので、頭の片隅に
入れておいては、いかがでしょうか?